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問合せ電話を軽減する価値

「問合せ電話が減った!」「業務に集中できる!」

これまで映像制作を行ってきたクライアントさまでは、集客UPはもちろんのこと、「問合せ電話が減った」という報告を頂きます。
キャンプ場でも、歯科医院でも、特に業態は関係なく体感頂いているようです。

なぜ問合せが減るのか、そして問合せ電話が減ることの価値を少し深く見ていきたいと思います。

なぜ問合せ電話が減る?

これは、容易に理由がわかるかと思いますが、映像は写真や文章とはけた違いに情報量が多いからです。

キャンプ場のトレーラーハウス動画導入ケース

キャンプ場のトレーラーハウス動画のケースでは、トレーラーハウス内の設備をしっかりと映すことで「空調はついていますか?」「冷蔵庫はありますか?」といった問合せ電話がほぼなくなりました。
このキャンプ場では、トレーラーハウスだけでなく、コテージもそれぞれ動画制作を行い、オリジナルホームページの各施設紹介に埋め込むことで効果を上げています。

大子広域公園グリンヴィラさまのホームページを確認

歯科医院のアクセス動画導入ケース

こちらは、歯科医院のアクセス動画です。
グーグルマップでの誘導では、建物の裏側に誘導されてしまうことがありましたが、アクセス動画導入によりそういった間違いが大きく減りました。
すが矯正歯科さまオリジナルホームページを確認する

キャンプ場さんも歯科医院さんも、どちらもオリジナルホームページを確認するとわかることがあります。
それは、動画以外にしっかりと情報を書いている、あるいは載せているということです。

トレーラーハウスであれば、設備を文章でしっかりと記載していますし、アクセス方法では、入口がどちらかをマップに矢印を入れています。

しかし、この文章だけではユーザーにはなかなか伝わりにくく、動画を埋めるまでは問合せ電話が頻繁になっていたのです。

オペレーション改善のために動画を制作するケースも

こちらも栃木県の有名キャンプ場です。
オリジナルホームページを確認すると、全てのキャンプサイト、バンガロー・コテージの紹介動画、そしてイベントやアクティビティの動画を制作し、個々のページに埋め込んでいます。予約が出来ないほどの人気のキャンプ場だったため、動画制作は集客よりも問合せ電話の軽減が最も大きな目的でした。

キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原さまのオリジナルホームページを確認する

キャンプ場に限らず、飲食店をはじめ、回転を重視する業態であれば特に現場のオペレーション改善は重要です。

集客にだけ注力したことでお店が潰れてしまうというケースも後を絶ちません。マスコミやSNSでバズり、突如としてお客さんが増えたことでオペレーションが機能しなくなり、逆に一気に悪い口コミが広がってしまうということも起こり得ます。

電話一本なるだけで、現場のオペレーションは崩れやすくなります。
電話が鳴りっぱなしのケースでは、その為の人員を一人入れておく必要も出て、コストがかさんでしまいます。

実はコスト以上のロスがある

そして最も重要なのが、金銭的なロスではなく、スタッフモチベーションのロスです。

電話と現場接客の板挟みが続くことで、常に「追われている感」が染みつきます。
その状態では接客の質が落ちるだけでなく、スタッフ教育の余裕もなくなっていきます。

ピリピリした空気から新しいスタッフの離職率が上がり、更に人員不足に陥り、結果顧客満足度が下がっていくという悪循環にはまってしまうリスクがあります。

単なるアクセス動画と思う経営者と、人事教育まで見る経営者

アクセス動画一つだけ見ても、なかなか人財確保と教育まで見える経営者はいません。
便利な動画を入れるかどうかだけの判断をするケースがほとんどです。

もちろん動画一つで現場の課題を解決する答えにはなりませんが、一つの改善策になることは実際のケースを見れば分かります。
ユーザーにとってのわかり易さにプラスして、動画をどのように生かすかという少し先の視点で利用するのが大切なのです。

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