ゴルフ場ドローン360度パノラマツアーの効果
ゴルフ場360度パノラマツアーの効果
ドローン空撮映像を撮っているゴルフ場は少しずつ増えてきましたが、意外に映像を取る目的が不明確のまま空撮だけ行っているというケースは多いようです。
ゴルフ場としてドローンを導入した、あるいは知り合いのパイロットにお願いした、という声はよく耳にします。
実は、ゴルフ場はしっかりとプロモーション制作を行うと、ホテルやブライダルと同じ、もしくはそれ以上の効果が期待できます。
ゴルフ場プロモーションで出来ること
①ドローン空撮
ゴルフ場の各コースをドローン空撮し、各コース紹介ページに埋め込みます。
これはドローンの認可と機体さえあればだれでもできるものですが、単なる空撮ではなく、映像内に【100ヤード地点】など、ゴルファーさんが必要とする情報を埋め込むことが大切です。
②360度パノラマツアー
各コースを空撮による360度パノラマビュー作成し、100ヤードごと(ショートコースは50ヤード)につないでいきます。ゴルファーさんは、実際にコースをどうやって攻めるかを考え、ゴルフ場に来る前から何度も確認することが出来ます。更に空撮動画とは違い、自分のペースで確認できるのが大きなメリットです。
③プロモーション動画制作
実際にゴルファーさんがゴルフ場に来たイメージ動画を制作することも、スタッフの一日にフォーカスした「採用」を目的としたプロモーション動画制作など。スタッフの一日ドキュメンタリー風映像制作は、採用につながるだけでなく、スタッフの表情が見えるので、集客効果ももちろん期待できます。
360度パノラマツアーによるHP滞在時間増加と離脱率軽減
ドローン空撮も360度パノラマツアーも、どちらもオリジナルホームページに埋め込むことで、ページ滞在時間が上がり、離脱率が下がる効果が期待できます。ゴルファーさんにとって映像はコースがわかり易く、イメージもしやすいことから、予約率向上につながります。また、特に360度パノラマツアーは、前日までだけでなく、当日コースに出ている間もコースチェックすることができ、ページ滞在時間向上と離脱率軽減につながります。ページ滞在時間と離脱率はGoogleSEO対策において重要な視点なので、少なくとも18ホールあるゴルフ場は、ホテルやブライダル業界よりもページ滞在時間向上と離脱率軽減効果は高いと考えています。
ドローン空撮の質
ドローン空撮動画に関してもいくつか質を考える必要があります。
ゴルフ場のコース紹介でドローン空撮をしているところが増えてきていますが、意外に映像の質にこだわっていないケースが見受けられます。
ドローンパイロットの経験と技術が重要になりますが、いくつかポイントを考えてみましょう。
①滑らかな映像
まっすぐなコースはまだ良いのですが、コースがカーブしている場合、カーブの部分がスムーズに撮れておらず画面がカクカク振れてしまうケースがあります。ドローン撮影時にスムーズな映像になるよう撮影する技術が必要です。
②アングルの統一感
コースごとに撮影アングルを統一することが重要です。各コースごとにカメラの角度がバラバラ、あるいはグリーンまでの間にコースを中心に捉えていないといった映像にならないよう注意が必要です。
③速度
なかなかグリーンまでたどり着かない遅すぎる映像は、結局最後まで見てもらえません。
他にもいくつか抑えるべきポイントがありますが、なぜこういったポイントを抑える必要があるかというと、ページ滞在時間と離脱率の問題があるからです。
そもそも映像を撮る目的は、ユーザー満足度を高めること、そしてページ滞在時間を上げ離脱率を下げることによるSEO効果です。
このSEO対策的視点で考えると、映像の質が悪いことで最後まで再生されない、ページの離脱へとつながってしまいます。
逆にストレスなく映像を観ることが出来れば、ゴルファーさんは次のコースチェックを観るため、映像導入効果が上がります。
空撮 360度パノラマツアー
地上360度パノラマツアーと違い、ドローンによる360度パノラマツアーは、コース全体を把握するために必要な視点になります。
なぜなら、ゴルファーさんは、実際にコースに立った時の景色の先を知ることで、戦略を立てるからです。
ドローン空撮による360度パノラマツアーは、高度、そしてツアー制作をする際のアングルがとても大切になります。360度見ることが出来る為、次の位置に移動した際にどっちを向いているかわからなくなるリスクがあります。
つまり、パノラマ撮影の技術はもちろん、ツアーの編集において、ゴルファーさんの操作性も考えたパノラマツアーを制作する必要があります。
また、ドローンの空撮動画をティーグラウンドに埋め込むことで、動画とパノラマの強みを両方活かすのが最も効果性が高いプロモーションになります。