Thinking

映像制作を埋め込む際のポイント

映像制作自体をゴールとしない

基本的に全てのクライアント企業様での集客UP(歯科医院の場合集患UP)を実現してきていますが、それでもクライアント企業様によって集客効果の大きさには差があります。
制作した動画プロモーション、360度パノラマツアーをどう活かすか、というのは映像制作後の設計が重要になってきます。

埋め込む位置

まず第一に、映像を埋め込む位置です。
当然目立つ部分に埋め込めれば埋め込めただけ映像を観るユーザーが増え、問い合わせ、集客に影響があります。
ただ、HPのデザインの問題でトップページに動画や360度パノラマツアーの窓を付けられない場合は、リンクバナーでも十分な効果があります。

例えば、茨城県大子町の大子広域公園グリンヴィラさまは、総合プロモーション動画へのバナーリンクをトップページの情報に設置し、動画の再生回数を伸ばし続けています。
更にトップページから動画リンクに気付かなかったユーザー向けに、コンテンツトップの「施設案内」ページにもリンクバナーを設置し、映像による施設の魅力を最大限伝えられるよう活用しています。

動画・360度パノラマを観るためのアシスト

動画や360度パノラマツアーの埋め込み位置の次に重要なのが、動画を再生、あるいは360度パノラマツアーの中を触ってもらうためのアシストです。
ここで重要なのが埋め込み窓の上部に文章、下部に画像が効果性が高いと考えています。
文章によってその映像に目が行くように導線を作り、更に画像でより詳細を観たいという気持ちをサポートします。

基本的に画像やテキストと比べて映像の方が情報量が多い(3~5000倍の情報量ともいわれる)のですが、動画においては再生されない限りは情報量はスライドショーに勝てません。
画像は時間軸が関係なく、視界に入った瞬間情報が伝わりますが、動画は時間軸が影響するので、再生されないとサムネイル画像の部分しか情報が伝わりません。
その為、パッと見て画像からのある程度の情報があることで、「より知りたい」という気持ちを引き出して動画再生ボタンをクリック(タップ)してもらう構造が有効なのです。

次につながる導線

そして最後にそのページから別のページに移動する導線を確実に確保することが重要です。
キャンプ場であれば【炊事場】【管理棟】などへのリンク、ホテルだと【部屋一覧】【温泉】などへのリンクを明確にすることと、【予約】ボタンの設置が必須です。

これには二つのポイントがあります。

①離脱率軽減、ページ滞在時間確保

他の施設や部屋の詳細ページへリンクをたどることで、ページ滞在時間を上げ、離脱率を下げることにつながります。
ページ滞在時間に関しては、最終離脱ページにいた時間はカウントされないため、せっかく映像を観てもらった分の滞在時間が積みあがりません。

②予約へ直結させる

予約システムを入れている場合は、その施設、部屋の予約ページへの直リンクが必須です。
そもそも映像制作の最終目的は自社サイトからの集客UPですから、この導線は言うまでもないですが確実につけることが大切です。
実際はページトップのメニューバーからしか【予約】ページへ飛ばないケースもあり、機会損失になってしまっています。

せっかく時間と費用をかける映像プロモーションなので、最大限活用して大きな集客UPへつなげて頂きたいと考えています。

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